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独身でマンションを購入するなら間取りが9割|名古屋でおすすめは2LDK+S
2026.03.15
中古マンション探しをしていると、独身の方から本当によく聞く言葉があります。
「一人暮らしだし、1LDKで十分ですよね?」
この質問をされるたびに、僕は少しだけ立ち止まって考えます。
たしかに、今の暮らしだけを切り取れば、1LDKで不自由を感じない方は多いです。 寝る・食べる・くつろぐ… 日常生活を送るだけなら、問題ありません。
でも、マンション購入は「今だけの住まい」ではありません。 10年、20年と住み続けるか、 あるいは将来売却する可能性も含めて考える必要があります。
今回は、名古屋で中古マンション+リノベーションに携わってきた立場と、 独身で実際にマンションを購入した当事者として、 「一人暮らし=1LDKで本当に足りるのか?」を整理してお伝えします。
目次
独身マンション購入で多い失敗

独身の方がマンション購入後に感じやすい後悔には、ある程度共通点があります。
コンパクトすぎて暮らしに余裕がなくなった
収納が足りず、部屋が常に片付かない
将来売りづらい間取りを選んでしまった
どれも、購入時にはあまり意識されにくいポイントです。
コンパクトすぎて後悔するケース
1LDKは30〜45㎡前後の物件が中心です。
購入当初は 「一人だから十分」 「掃除も楽そう」 と感じても、暮らしが変わると印象は一気に変わります。
在宅ワークが増えた
趣味の道具が増えた
家で過ごす時間が長くなった
こうした変化が起きると、 空間の余白がないことがストレスになってきます。
収納不足が生活の質を下げる
後悔の声で特に多いのが、収納の少なさです。
季節家電や冠婚葬祭用の服、思い出の品など…
これらは「使わないから」と簡単に捨てられる物ではありません。 収納が足りないと、 本来くつろぐための空間が物置化してしまいます。
将来売りづらい間取りという現実
名古屋市内でも1LDKの需要はあります。 ただし、
独身層
一部のDINKS
投資目的
と、売却時のターゲットはかなり限定されます。
「誰に売れるか?」が狭まることは、 マンション購入において無視できないリスクです。
僕がおすすめするのは「2LDK+S」
結論として、独身の方に一番おすすめしているのは、2LDK+S(サービスルーム・畳コーナー)という間取りです。
ちなみに、僕自身が選んだのもこの間取りでした。
2LDK+Sがあると、
寝室
仕事・趣味部屋
収納や多目的スペース
と役割を分けて使えます。
「余っている部屋」ではなく、 暮らしに余裕をつくるための部屋として機能します。
将来のライフスタイル変化に対応できる
結婚やパートナーとの同居、親や友人の宿泊など、人生は思っている以上に変化します。
2LDK+Sなら、そういった状況にも柔軟に対応できます。
売却しやすいという大きなメリット
売却時に強いのが、2LDK前後の間取りです。
共働き夫婦
子ども1人世帯
将来を見据えた購入層
市場で最もボリュームのある層にアプローチできます。
データで見る「ちょうどいい間取り」
2023年の国民生活基礎調査では、 1世帯あたりの平均人数は2.23人とされています。
つまり、2LDKや2LDK+Sといった間取りは、多くの世帯にフィットしていると言えます。
間取り選びは感覚だけでなく、 データを根拠に考えることも重要です。
名古屋市でおすすめの広さは65〜75㎡

名古屋市内で中古マンションを検討する場合、 次の条件が非常にバランスが良いと感じています。
専有面積:65〜75㎡
間取り:2LDK+S
LDKはできるだけ広め
このゾーンは価格が極端に上がりにくく、管理費や修繕積立金も現実的。将来売却する場合でも、需要を見込みやすい条件がそろっています。
部屋数よりも大切なポイント
意外と見落とされがちですが、 重要なのは部屋の数よりも「LDKの広さ」と「収納量」です。
小さな部屋を増やすより、 広く使えるLDKと十分な収納の方が、 住み心地は確実に良くなります。
ここで一つ注意したいのが、「2LDK+Sなら何でも良い」というわけではない、という点です。
2LDK+Sを選ぶときの注意点
まず確認してほしいのが、サービスルーム(S)の広さです。図面上は「S」と表記されていても、実際には2〜3帖程度しかないケースも珍しくありません。
この場合、収納として使うなら問題ありませんが、仕事部屋や多目的スペースとして使うには少し窮屈です。最低でも4帖前後あるかどうかは、一つの目安になります。
また、SとLDK・居室との位置関係も重要です。LDKから直接出入りできる位置なのか、廊下側に独立しているのかで、使い勝手は大きく変わります。
将来の使い方を想像しながら、「この部屋は何に使うか?」を具体的に考えてみてください。
独身こそ収納を重視すべき理由
「独身=物が少ない」と思われがちですが、 実際はその逆です。
物がすべて自分のもの
判断基準が自分だけ
捨てるタイミングを逃しやすい
結果として、物は確実に増えていきます。だからこそ、
「部屋数を減らしてでも収納を確保する」
この考え方が、 後悔しない間取り選びにつながります。
まとめ|今だけで決めないことが大切
1LDKが悪い間取りというわけではありません。
ただし、
長く住む前提
将来の売却も視野に入れる
のであれば、 「2LDK+S・65〜75㎡」は非常にバランスの良い選択です。
「今の自分」だけでなく、 「10年後の自分」を少しだけ想像してみる。
それが、中古マンション購入で後悔しない一番の近道です。
ここまで、独身でマンションを購入する際の「間取りの考え方」についてお話ししてきました。
ただ、文章だけだとイメージしづらい部分もあると思います。
次回の記事では、僕自身が実際に購入したマンションの間取り図を使いながら、なぜその間取りを選んだのか、住んでみてどうだったのかを、もう少し具体的にお話しする予定です。
「自分だったらどう使うか」を想像しながら、参考にしてもらえたら嬉しいです。